本当におすすめしたいスペインの観光地5選!!

2019年10月13日(日)

スペインは、日本の約1.3倍の国土面積を持ち、地方によって風土や気候、文化が大きく異なり、それぞれが強い個性を持っています。

私はそんなスペインを2度訪れ、計3週間ほどスペインを周遊した経験があります。

その周遊の中で、本当に行ってよかった観光地を5個紹介していきたいと思います。

1. マドリッド

マドリッドの中心「プエルタ・デル・ソル」

まずは何といっても首都マドリッド。

1561年にフィリペ2世がマドリッドを首都として以来、中心地として多くの人々が行き交ってきました。

成田からの直行便もあり、とても行きやすいヨーロッパの都市でもあります。

そんなマドリッドの魅力は、首都としてスペイン各地の文化が入り乱れていることです。

プラド美術館ソフィア王紀芸術センターでは、スペインを代表する芸術家ベラスケス、エル・グレゴ、ピカソなどの数多くの有名な作品を間近に見ることができ、芸術を通してスペインを中心とするヨーロッパの歴史や文化を学び、感じることができます。

中でもソフィア王紀芸術センターにあるピカソの「ゲルニカ」は、圧巻です。

プラド美術館
ソフィア王紀芸術センター

ブルボン王朝の初代国王であるフィリペ5世が建設を命じ、1764年に完成したマドリッド王宮も必見です。

現在は公式行事に使われており、宝石箱のような豪華絢爛な王宮から過去のスペイン王室の豪華で贅沢な暮らしぶりを感じることができます。

マドリッド王宮外観
マドリッド王宮内部

中心にフィリペ三世の銅像がそびえ立つマヨール広場では世界各国の人々が入り乱り、多くの大道芸人を見ることができます。また、そこからすぐの場所にあるサン・ミゲル市場では、スペイン各地のグルメを少量から注文し、その場で食べることができるため、少人数旅行者にとっても嬉しい場所です。

マヨール広場
サン・ミゲル市場

芸術やグルメだけでなく、スペイン文化として根付いている闘牛やフラメンコもマドリッドで見ることができます。

マドリッドに訪れたら、情熱の国スペインを肌で感じることができるでしょう。

2. トレド

古都「トレド」

2つ目の本当におすすめしたい観光地は、古都「トレド」。

スペインに1日しかいないのなら、迷わずトレドへ行け」と言われるほど魅力で溢れ、旧市街の街全体が世界遺産に登録されています。

高速列車AVEを使えば、マドリッドから約30分ほどで行くことができ、マドリッドからの日帰り観光も可能です。

そんなトレドの一番の魅力は、中世にタイムスリップしたと錯覚してしまう街並みの美しさ。

複雑な歴史からキリスト・ユダヤ・イスラムの3つの文化が混合した小さな旧市街の中に、美術館・教会・モスクなどがひしめき合っています。

トレドの細い道

そんな旧市街の中心にそびえ立つのがトレド大聖堂(カテドラル)

フェルナンド3世が1226年に建設を命じ、1493年に完成したスペイン・カトリックの総本山です。

ヨーロッパでも随一の大きさを誇るカテドラル。その外見だけでなく、中に入ってみてもエル・グレゴ、ベラスケス、ゴヤなどの名だたる画家たちの名画が所狭しと並び、美しい彫刻や祭壇にも圧倒されることは間違いありません。

トレド大聖堂
トレド大聖堂の中

トレドに足を運んだら見ていきたいのが、太陽の下とは違った、月明かりに照らされるトレド。

中世の時代から大きな変化をしてこなかったため、夜の旧市街はどこか薄暗く、不気味な雰囲気に包まれます。

タホ川を挟んで南側にある展望台からは、トレド市街を一望でき、美しい夜景を拝むことができます。また、トレド自体もタホ川に囲まれた高台にあるため、一様に広がる景色を楽しめます。

アルカンタラ橋から望むトレド
夜の美しい街並み
トレドから見る夜景

昼と夜の2つの顔を持つトレド。

マドリッドから日帰りで行くことはできますが、トレドで一泊して、美しい街並みを堪能されてはいかがでしょうか。

3. バルセロナ

FCバルセロナのホーム「カンプ・ノウ」

3つ目の本当におすすめしたい観光地は、バルセロナ。

欧州ではロンドン、パリに次いで世界中から多くの観光客が訪れる観光都市です。

世界中の人々を魅了しているのが、なんといってもガウディ建築。

建設開始から130年以上経過した今でも完成していない未完の「サグラダ・ファミリア」はその代表です。

壮大かつ繊細な外観は言うまでもありませんが、中に入れば、美しく神聖的な内観を見て、エレベーターで上階へ行き、バルセロナ市街を一望することができます。

サグラダ・ファミリア
サグラダ・ファミリアの中
サグラダ・ファミリアからの眺め

他にも、ガウディ建築の「カサ・ミラ」「カサ・バトリョ」や、モンタネールという建築家の「カタルーニャ音楽堂」、「サン・パウ病院」など多くの美しい建築物がバルセロナ市内のあちこちに溢れています。

カサ・ミラ
カサ・バトリョ
サン・パウ病院

バルセロナの魅力は芸術や建築だけではなく、地中海もまた魅力の1つです。

中心部から地下鉄で数分のところに「バルセロネータ」というビーチがあり、多くの人々が日焼けや、ビーチサッカー、筋力トレーニングなど、のんびり思い思いの時間を過ごしています。

また、バルセロネータのビーチ付近には、多くのレストランが並び、そこで食べる海鮮パエリアは絶品です。

バルセロネータ
バルセロネータのレストランで食べられる本格パエリア

美しい芸術と建築で溢れ、地中海の魅力がたまらないバルセロナ。

観光業が街の経済を支えているだけあって、見どころは語りきれません。

そんな見どころの多さから、バルセロナを訪れる際は2泊以上することをおすすめします。

4. サン・セバスティアン

モンテ・イケルドからの眺め

4つ目の本当におすすめしたい観光地は、サン・セバスティアン。

「ビスケー湾の真珠」と言われるほど美しい街で、一度訪れたらこの街が大好きになることは間違いありません。

そんなサン・セバスティアンの魅力は、世界随一の「美食の街」であること。

スペインでミシュラン3つ星を獲得したお店は7店舗ありますが、そのうちの3店舗がここサンセバスティアンにあり、美食の街であることを証明しています。

また、そのような高級レストランだけでなく、スペインで有名な庶民的串刺し料理「ピンチョス」の発祥の地としても有名で、小さな旧市街に100店舗以上のバルが所狭しと並んでおり、手頃なお値段で美味しい芸術的なピンチョスを食べることができます。

旧市街にはたくさんのバルと人
バルのカウンターにはピンチョスが並ぶ
少量ずつ注文していろいろなお店をはしごするのがおすすめ

また、サンセバスティアンは避暑地としても有名で、夏に訪れると、世界各国からの観光客で賑わいます。

特に欧州でも人気の高いサン・セバスティアンのビーチ「ラ・コンチャ海岸」には、砂浜が見えなくなるほどの人が押し寄せます。

街の西にある丘「モンテ・イゲルド」には、サンセバスティアン市街やコンチャ湾を一望できる展望台があり、ケーブルカーを使って簡単に行くことができるため、ここも観光客には人気です。

ラ・コンチャ海岸
モンテ・イケルド
夜になると道を埋め尽くすほどのたくさんの観光客

太陽の下では美しい海を楽しみ、太陽が沈んでからは旧市街で美味しいピンチョスとお酒でバル巡り。

サン・セバスティアンでそんな一日を過ごすと、あなたはサン・セバスティアンに恋をするでしょう。

5. セビリア

セビリアのスペイン広場

本当におすすめしたい観光地、最後はセビリアです。

スペイン南部に位置するアンダルシア州の州都であり、世界一のガイドブック出版社「Lonely Planet」が2018年に、ここセビリアを世界の最も訪れるべき都市第1位として選出しました。

セビリアの定番観光スポットは、なんといっても街の中心地に並ぶ3つの世界遺産「セビリア大聖堂」、「インディアス古文書館」、「アルカサル」です。

その中でも世界最大のゴシック建築大聖堂「セビリア大聖堂」は必見です。

イスラムの支配下に置かれたこともあるこの地方の歴史もあって、カトリックの大聖堂にも関わらず、所々にその名残を見ることができます。

また、そのイスラムの名残の一つである「ヒラルダの塔」からは、セビリア市街を一望することができます。

セビリア大聖堂
セビリア大聖堂の中
セビリア大聖堂とヒラルダの塔

他にもセビリアには、スターウォーズのロケ地としても使われた「スペイン広場」や、13世紀初めに川の通行を検問するために造られた「トーレ・デル・オロ(黄金の塔)」など美しい文化的建築物が数多くあり、見どころはたくさんあります。

スペイン広場
トーレ・デル・オロ(黄金の塔)

また、セビリアが属するアンダルシア州は、スペインを代表する文化「フラメンコ」と「闘牛」の発祥の地でもあり、本場ならではのフラメンコ・闘牛を楽しむことができます。

フラメンコの路上ライブ

夏には40℃を超える気温。明るく陽気な人々。激しく踊る本場のフラメンコ。

セビリアに訪れれば、スペインが情熱の国と呼ばれる所以を知ることができるでしょう。

まとめ

スペインにはこれまでに挙げた以外にもグラナダ、コルドバ、タラゴナ、ビルバオ…などなど、たくさんの魅力的な地域があります。

長期旅行には、州と地域によって文化が大きく異なるスペインを周遊してみてはどうでしょうか。