こんにちは!ケンチーです。
わたくしケンチーは2019年8月12日から8月27日の約2週間の間、1人でスペイン周遊旅(少しポルトガル)に行って参りました。

この記事は「スペイン周遊旅 Vol.2 バルセロナ近郊の街タラゴナへ」です。
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バルセロナ近郊の街タラゴナへ
バルセロナに到着してから一夜明け、この日はスペインから電車で1時間ほどの距離にあるタラゴナという街に行くことにしました。
バルセロナに来るのは2度目なので、今回バルセロナ観光はほとんどしていません。
ですが、早朝にサグラダファミリアだけには行ってしまいました。

朝の7時30分頃だったため、ほとんど人はおらず、静けさの漂うサクラダ・ファミリア(シズカナ・ファミリア)を見ることができました。
いつ見ても、壮大かつ美しい。

しかし、この日のメインはタラゴナ。
最後の自撮りをして、涙ながらにお別れファミリア。

タラゴナへの出発点はバルセロナの主要駅サンツ駅。
ここからスペインが誇る鉄道「Renfe(レンフェ)」で、タラゴナに向かいます。
「Renfe」は日本でいう「JR」のようなものです。

切符は駅にある機械で、簡単に買うことができます。
英語表記もあるので「Tarragona」の文字さえ見つけてしまえば、ほんの少しの英語力(ある程度の単語が分かるくらい)があれば買えます。
タラゴナへ行く電車は1時間に1本くらいのペースでありました。
出発ホームはたくさんありますが、分からなくても駅員さんに聞けば優しく教えてくれます。
そして、乗車!

電車に揺られること約1時間ほど。
タラゴナに到着!!

あれ、なんか思ってたところと違うぞ。
めちゃくちゃ住宅街。
嫌な予感がする…
なんと、タラゴナの1つ前の駅で降りてしまいました。
しかも、誰もいない無人駅。

30分ほどすると、厳つい家族が来て、スペイン語でいろいろと教えてもらえました。
ほとんど理解できなかったけど、タラゴナまで付き添ってくれました。
優しい…
新しく来た電車で家族の方々とタラゴナ到着!!
優しい家族とはここでお別れ。固い握手で別れました。

タラゴナ駅を出て右側(北東)に歩くこと10分ほど。
海と古代遺跡を眺められるポイントに到着!

海と円形競技場という古代遺跡のコントラストがとても映えます。
ちなみに円形競技場には、約400円で入場することができます。

街を歩いていると、遺跡のようなものをたくさん見ることができます。
ほとんど2000年以上前につくられたものです。
地震の多い日本ではなかなか見られないものですね。


このあたりから海と反対方向(北側)に歩いていくとカテドラルや旧市街があります。



旧市街を歩いた後は、タラゴナのインペリアル・タラコ広場からバスでラス・ファレラス水道橋に向かいます。
インペリアル・タラコ広場は旧市街から少し離れていますが、軽く歩ける距離です。



インペリアル・タラコ広場にある5番、85番のバス乗り場から水道橋に向かいます。
乗り場は少しわかりにくい所にありますが、よく探せば見つけることができます。
バスに乗ること約7分。
ラス・ファレラス水道橋に最寄りの「Pont del Diable」で下車します。

また降りる場所を間違えたと思ってしまうほど何もない場所です。

それでも自分を信じて、それっぽい道を進んでいきます。

途中でこのような看板があり一安心。
昔の人々が苦労して作ったみたいなことが書いてあるのでしょう。
歩くこと5分ほど。水道橋は突然現れました。

めちゃくちゃでかい…
これが約1800年前に作られたものだとは信じられません。



この水道橋は、上を歩いたり、下から眺めたりすることができ、人も少ないためとてもおすすめです。
注意点として、付近の地面が粘土質で、とてもグチョグチョなので、汚れてもよい靴を履いていくことをおすすめします。

帰りは、降りた場所と同じところから乗ることで、循環バスなのでインペリアル・タラコ広場に戻ってきます。
タラゴナ市街に戻った後は、バルセロナに電車で向かい、スペイン広場近くのショッピングセンターのハンバーガーでディナーをとりました。

まとめ
タラゴナの美しい海と古代遺跡のコントラストはとても美しいです。
また、バスで行けるラス・ファレラス水道橋では約1800年の時の流れを感じることができます。
バルセロナから簡単に行ける距離ですので、バルセロナの観光客の多さに気疲れしてしまったときなどには、立ち寄ってみるのもおすすめです。