欧州制覇の立役者ファンダイクの凄さ・プレースタイルとは?

2019年6月6日(木)

6月1日に行われたチャンピオンズリーグの決勝戦。

2-0でリバプールがトッテナムに勝利し、見事チャンピオンズリーグを制しました。

リバプールの言えばサラー、マネ、フィルミーノの世界に誇る強力3トップが有名ですが、ディフェンスにもリバプール快進撃の立役者がいます。

彼の名はフィルジル・ファン・ダイク。

27歳のオランダ代表選手です。

ディフェンスでありながら、今シーズンのバロンドール候補筆頭であるといわれる彼のプレースタイルやその凄さを簡単に説明していきたいと思います。

① 対人の守備能力が凄すぎる

ファンダイクの一番の強みといえば、なんといっても対人守備能力。

今シーズンのリバプールは、プレミアリーグの強豪クラブに加えて、チャンピオンズリーグではナポリ、パリサンジェルマン、バイエルンミュンヘン、バルセロナなどのヨーロッパ各国の強豪クラブとも多く対戦してきました。

そんな今シーズンにおいてファンダイクはとてつもない数字を残しました。

なんとドリブル突破を許した回数が0回なのです。

メッシ、アザール、ネイマール、ムバッペなどの快足ドリブラーたちと何度も対峙してきて、一度たりともドリブルで抜かれたことはなかったのです。(あのメッシも試合中、ファンダイクとの対峙を避けているように見えました。)

チャンピオンズリーグ決勝戦でも、ソンフンミンの快足ドリブルを難なく処理し、ピンチの芽をつぶし続けていました。

これらの守備の強さは、193cm、92kgという強靭なフィジカルと、高度なサッカーIQを活かした読みとポジショニングからきています。

フィジカル最強で読みが上手い。

ゴリゴリの羽生善治棋士といった感じでしょうか。

② 一瞬でチャンスを作り出す高精度ロングパス

リバプールの前線には、快足アタッカーのマネとサラーがいます。

そんな彼らの足を活かすのが、ファンダイクです。

ファンダイクが相手からボールを奪うとまず前線をみて、マネとサラーが走り出している位置を確認。

そして、素早く的確な判断で、正確なパスを彼らの前に出し、いきなりチャンスを演出します。

上のプレーはチャンピオンズリーグ・ラウンド16のバイエルンミュンヘンとの試合。

ボールを奪取した後ではありませんが、セネガルが生んだ快足アタッカー(マネ)の前に正確なロングボールを蹴りこみ、何もない場面から、あっという間にチャンスを作り出してしまいます。

マネとサラーがリバプールで輝くことができるのも、ファンダイクの正確なキックがあるからこそなのでしょう。

③ 圧倒的な空中戦

ファンダイクは強靭なフィジカルに加えて、193cmという背丈をもっています。

そのため、相手オフェンスとの空中戦にはまず負けません。

どんなクロスがゴール前に入ってきてもすべてはじき返してしまうのがファンダイクです。

しかも、それは攻撃時のコーナーキックのときにも相手の脅威となります。

その驚異的な高さから、味方選手にボールを落とすこともできますし、自らのヘッドでゴールを狙うこともできます。

実際に今シーズンのプレミアリーグではディフェンダーとして4ゴールを決めています。

リバプールのコーナーキックの際には、ファンダイクの動きに要注意です。

まとめ

センターバックとしての能力をすべて兼ね備えているファンダイク。

27歳にしてチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げ、バロンドール賞の候補にもなっています。

来シーズンもペップ率いるマンチェスター・シティを倒してプレミアリーグを制覇し、チャンピオンズリーグ2連覇を目指すリバプールの要として、世界に衝撃を与えるでしょう。

そして2022年カタールW杯では、オランダ代表を悲願の初優勝に導くファンダイクの姿も見られるかもしれません。